(C)琵琶湖博物館
ばんざいをしている手のように見えるのは第2触角(しょっかく)で、これを使って泳ぎ回る。また、これを動かして水流をつくり、水中の粒状の有機物やプランクトンを体内に取りこんでえさとする。体は透き通っていて、内臓が観察できる。写真で背中側にある球状のものは受精卵(じゅせいらん)で、育房(いくぼう)の中で育っているのが見える。ミジンコ類は淡水魚の重要なえさになっている。ミジンコ類にはたくさんの種類があり、見分けるのは難しい。写真はミジンコかDaphnia(属)の一種(しゅ)。
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