戦後の日本の発展と日本国憲法
まとめ 歴史

第二次世界大戦後、日本は日本国憲法を制定し、平和な国家として発展してきました。国民生活が向上し、国際社会の一員として日本が歩んできた道のりを学ぼう。

戦後の日本のはじまり

第二次世界大戦が終わり(1945年)、日本はアメリカなどの連合国に降伏しました。
終戦後、日本はGHQ(連合国軍総司令部)による占領下で、政治や社会の仕組みを大きく変えざるを得なくなります。
このとき進んだ民主化政策や経済の立て直しが、戦後日本の発展につながっていくのです。

日本国憲法の制定

制定された年:1946年公布、1947年施行
戦後の新しい国づくりのために、憲法が全面的に改正されました。
民主主義の考え方を取り入れた日本国憲法が誕生し、現在に至るまでの日本の基本ルールになっています。

三大原則
国民主権:政治の中心は国民である
平和主義:戦争を放棄し、平和をめざす(憲法第9条)
基本的人権の尊重:自由や平等など、人が生まれながらにもつ権利を大切にする

天皇の地位
天皇は「日本国の象徴」と位置づけられ、政治的な実権はもたない立場になりました。

経済復興と高度経済成長

復興期
戦争で焼け野原になった都市や工場を建て直し、GHQの援助を受けながら日本は再スタート。
1951年にはサンフランシスコ平和条約に調印し、1952年に占領が終わります。

高度経済成長
朝鮮戦争による特需や、アメリカとの貿易などで日本企業が急速に発展。
自動車・家電・鉄鋼などの工業が伸び、いわゆる「3C(カー、クーラー、テレビ)」などが庶民の生活に普及。
東京オリンピック(1964年)や新幹線の開通がシンボル的な出来事でした。

公害や社会問題
産業の発展が進む一方で、工場排水や排気ガスによる大気や水質の汚染が深刻化。四大公害病が発生し、環境保護の取り組みが叫ばれました。

戦後の民主化と社会の変化

教育改革
学校制度が改められ、6・3・3・4制(小・中・高・大学)を基本とする制度になりました。男女共学も推進されます。

労働組合の結成
労働者の権利や賃金を守るために、労働組合が活発化し、ストライキなどの行動をとることもできるようになりました。

婦人参政権の確立
女性が政治に参加することも認められ、選挙権や被選挙権が与えられました。男女平等の考え方が広がっていきます。

動画で学ぼう!(NHK for School)

(外部サイト)
  • 日本国憲法の制定NHK 01:43
    敗戦後、どのような新しい国を作ろうとしたのか考える。
  • 高度経済成長NHK 01:14
    今につながる急速な経済発展を、何がもたらしたのか考える。
  • 石油危機(オイルショック)NHK 01:36
    中東戦争の結果、石油価格の上昇がおこり、生活に大きな影響を与えた事を知る。
  • 公害対策基本法NHK 01:57
    経済成長に伴って、公害が深刻化したこと。どのような対策がとられたかを知る。
  • 米軍基地と沖縄NHK 02:14
    沖縄の在日米軍基地について知り、戦争は終わっても多くの課題を残すということに気づき戦争や平和について考えることができる。

     その他の動画を見る(外部サイト)

  

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