メダカの卵が産卵後に受精し、分割しながら成長して魚の形になっていくことを学ぼう。人間の赤ちゃんも、たった一つの受精卵から成長していくんだよ。
私たちがくらす地球では、約46おく年前に地球がうまれたと言われているよ。
そして、長い時間をかけて、海の中に小さな生きもの(単細胞生物)があらわれたのが、生命の始まりなんだ。
単細胞生物
からだが 1つの細胞だけでできている、生きもののことだよ。
海の中でうまれた理由
海は外の世界よりあたたかく、いろいろな物質がとけこんでいたから、生命が育ちやすかったと考えられているよ。
細胞が増える
最初は1つの細胞でも、分裂をくり返すうちに、個体の数がどんどん増えていったんだ。
多細胞生物へ
細胞どうしが協力し合うようになると、だんだん大きなからだをもつ生きものができるようになるよ。
陸への進出
海から川、そして陸へとすみかを広げながら、植物や動物はいろいろな形に進化していったんだ。
植物や菌のなかま
陸に上がったり、いろいろなところで光合成をしたりして、今のたくさんの植物につながったんだ。
魚から両生類へ
水中でくらしていた魚の中には、足のある生きものに進化して、陸でも活動できるようになったのが両生類。
はちゅう類やほ乳類へ
両生類の中から、卵を陸で産むようになったものがはちゅう類。
そこから体のあたたかさを保つ能力や、乳で子育てをするほ乳類があらわれたんだ。
・生命は、海の中に生まれたとても小さな細胞から始まったと考えられている。
・長い時間をかけて、海 → 陸 → 空と生きものはすみかを広げ、たくさんの種類が生まれた。
・私たち人間も、いろいろな生きものの進化の流れの中につながっている。
地球にはまだ知られていない生きものや、不思議がたくさんあるんだ。
生命のなぞをもっと知るために、これからもいろいろ調べてみよう!
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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ふしぎがいっぱい (5年)
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