ここからはプログラミングが学べるツールを使って、実際にプログラムを組み立ててみましょう。今回は「Hour of Code」という、約1時間でプログラミングを学習できるツールを使います。
「Hour of Code」は、みなさんが知っているゲームや映画、アニメのキャラクターを画面の中で動かしてプログラミングを学べます。
「Hour of Code」(外部サイト)のサイトにアクセスしてみましょう。このとき、日本語以外の言語で表示されている場合は、画面右上にある言語のメニューから「日本語」を選択しましょう。
「あなたの言語のアクティビティ」のメニューの中でも初級者におすすめなのは、「初めてのコンピュータープログラムを書く」(古典的な迷路)です。アングリーバードというキャラクターを動かしてプログラミングを学べます。
「Hour of Code」は英語をはじめとした多言語対応です。日本語以外が表示されている場合は、各コンテンツの画面からも言語を変更できます。
コースを選んだら、「はじめる」ボタンを押し動画を再生します。動画は右上の「×」ボタンを押せば消えます。
1) 右上に表示されたパズルの問題を確認します。
アングリーバードというキャラクターをどのように動かせばブタをつかまえられるのか、画面に表示された文章を読んで、分かったら「OK」ボタンを押します。
2) 「ブロック」欄にあるブロックを使ってプログラムを作ります。
例えば、アングリーバードを前に1マス進めたい場合は、「まえにすすむ」というブロックを、「実行した時」のブロックの下につなげます。2マス進めたい場合は、「まえにすすむ」のブロックを2つつなげてみましょう。
ブロックを組み立てる途中で、アングリーバードが自分の考えた通りに動くか確認したい場合は、「実行」ボタンを押して動きを確認します。うまくいかなかった場合は、「ワークスペース」の中のいらないブロックを「ブロック」の列に戻すと、ごみ箱のマークが出て捨てられます。
ひとつのパズルを完了すると、上の画面のようなメッセージが表示されます。
「次へ」を押すと、新しいパズルが表示されます。「Hour of Code」では、ひとつのコースにつき12~20のパズルが用意されていて、全部完了すると「Certificate(修了証)」の画面が表示されます。
パズルは回を重ねるほど難しくなりますが、自分のペースで進めていきましょう。分からないことがあれば、周囲の友達に質問をしたり、おうちの人に聞いたりしてみましょう。