地層の土や発掘(はっくつ)された化石から、大地がどのように変化してきたのかがわかります。大地の大昔のすがたを調べてみよう。
私たちが住んでいる大地や海は、実は何層にも重なった岩石や土でできているんだ。
大きく見ると、地球の表面にはプレートと呼ばれる巨大な岩のかたまりがいくつもあるよ。
それらがゆっくりと動き合いながら、山や海底をつくっているんだ。
巨大な岩盤の板のようなもの。地球表面のプレートは とてもゆっくりしたスピードで、ぶつかったり離れたりしているよ。
プレートの動きが積み重なると、山脈を作ったり、海底を広げたりするんだ。
火山活動
地球の内部からマグマが噴き出して、噴火をおこすことがあるよ。マグマが固まってできた岩石が、山を形成したり、大地をつくったりする。
地震
プレート同士がぶつかり合ったり、ずれたりして、エネルギーが地震として発生するんだ。
大きい地震がおきると、地面が何mもずれたり、津波が発生したりすることもあるよ。
風化・浸食
雨や風の力で、岩がけずられたりもろくなったりして、砂や土になるよ。
その砂や土が川で運ばれたりたまったりして、地形を変えるんだ。
火山が多い
日本はプレートがぶつかり合う地点にあり、活火山がたくさんあるんだ。
地震も多い
同じくプレートの境界にあるため、大きな地震がおこりやすいよ。
山地が広がり、川も急流が多い
山がけずられた土砂が川で運ばれて、平野をつくっているんだ。
地層を観察
土や砂、火山灰などが積み重なった層をじっくり見ると、過去にどんなできごとがあったかがわかるよ。
化石が見つかれば、その時代にどんな生きものが どんな場所で生きていたか想像できるんだ。
火山活動のあと
噴火でできた溶岩や火山灰の層、噴火の時期を調べることで、地域の地形の成り立ちがわかることがある。
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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ふしぎエンドレス 理科6年
その地層ができるまでに何が起きたか? どういうときに地層ができるか、どういうときに大地が変化するかを手がかりに仮説を立てよう。そこから地層について何が分かる?
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土地は層をつくってできていることをとらえ、興味・関心をもつ。
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地層に含まれる化石などから様々なことが分かることを知り、大昔の大地の変化に興味をもつ。
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巨大なエネルギーを持つ噴火の力で、火山が形成されることを知る。
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