名前の由来は、全身、爪先からひげまで全てがチョコレート色で、この色がハバナ産の葉巻きの色に似ており、寝ている姿が葉巻そっくりということからきているといわれています。
チョコレートポイントの遺伝子を持つシャムと、シャムの血を受けた黒猫を交配したところ、艶やかなカラーをしたハバナが誕生しました。
もともとシャムよりも丸みがあり、筋肉質のセミフォーリンタイプの猫でしたが、イギリスでオリエンタルタイプに仕上げようとする一方、アメリカではセミフォーリンが好まれたので、英米で系統的に混乱しているようです。
光沢の強い短い毛は体に密着して、全身濁りのないチョコレートブラウンで、やや頬のそげた顔や深いグリーンの目がとても精悍で神秘的な猫です。
見かけによらず、性格はシャム譲りの愛情の深さとわがままさが同居していて、運動量の多い猫としても知られています。