個人やさまざまな会社が、法務局や裁判所に提出しなければならない書類を代行して作成し手続きを行う。たとえば、土地や建物などの不動産を売買したり相続したとき、登記名義変更の書類をつくり、所有権移転登記手続きを代行する。また、検察庁に提出する訴訟や調停の書類をそろえるのも仕事だ。人びとが日々の生活のなかで、法律の知識を必要とする場面に直面したとき、難解な法律をわかりやすくひもとき、最善の策を導きだす、いわば「街の法律家」である。司法書士になるためには、法務省が実施する司法書士試験に合格し、司法書士会に所属する必要がある。試験は年齢、学歴、性別に関係なく、誰でも受験できる。専門学校や通信教育など、受験に向けての勉強の場はいくつかあるが、司法書士事務や司法書士アシスタント、司法調査士として事務所に勤め、資格の獲得を目指すのもひとつの手だ。
もっと見る(13歳のハローワーク 公式サイト)
情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)