テレビ番組制作の現場の責任者。番組や勤め先によって仕事内容は異なるが、俳優への演技指導、スタッフの仕事のチェック、収録したVTRの構成や編集などさまざまなスタッフや出演者を率いて番組をつくり上げる。ディレクターになるには、テレビ局か番組制作会社に就職し、アシスタントディレクター(AD)として現場の仕事を覚える。アルバイトとして働くうちに就職が決まることもあるが、基本的に一般的な会社への就職なので、4年制の大学を卒業したほうが有利である。また映像の勉強をしたからといって、テレビディレクターになれるとは限らない。テレビや映像に詳しい人よりも、はば広い知識や好奇心と体力があり、面白い人が好まれる。自分の思うような映像を作ることができたり、多くの視聴者が番組を楽しんでくれるのがディレクターの喜びだが、予算やチーム作業であることからそうそう思い通りの番組を作ることができないという。映像ソフト需要は拡大しているが、そのため競争が激化していく面もある。だからこそ面白い番組を作ろうという意欲があって、努力のできるディレクターが必要とされている。
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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)