月は太陽の光を反射して光っている、そのため、太陽の光があたっていないところは暗くなり、地球からは見えない。月は地球の周りを回っているので、地球からは、太陽の光を受けて半分だけ明るくなっている月を、前から見たり、横から見たり、後ろから見たりすることになり、それぞれ満月(まんげつ)のように丸く見えたり、上弦(じょうげん)や下弦(かげん)のように半分だけ光って見えたり、新月(しんげつ)のように全部暗くて月が見えなかったりする。これが地球から見た月の満ち欠けとなる。
月の満ち欠けは、新月から始まって、上弦、満月、下弦、そしてまた新月と、29.5日ごとにくり返される。月の満ち欠けを、29.5日の日付けで表わしたものを「月齢(げつれい)」という。
新月(しんげつ):月齢は29か0。月は太陽といっしょに朝のぼってきて、夕方にしずむ。
上弦(じょうげん):月齢は7か8。月は昼間にのぼってきて、ま夜中にしずむ。
満月(まんげつ):月齢は15。月は夕方にのぼってきて、朝にしずむ。
下弦(かげん):月齢は22か23。月はま夜中にのぼってきて、昼間にしずむ。
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