「人権」とは、人が生まれたときから持っている権利のことで、だれでも、その人がその人らしく、幸せに生きる権利のことです。1989年、国連は「子どもの権利条約」を採択しました。子どもの権利について考えてみましょう。
昭和23年(1948年)12月10日、国際連合総会で、全ての人と全ての国とが達成していく共通の基準として「世界人権宣言」が定められ、「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。
法務省の人権擁護機関では、昭和24年(1949年)から毎年、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定めています。
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
-
日本国憲法では教育を受ける権利、政治に参加する権利、働く権利など、基本的人権が保障されています。
-
基本的人権は、人々の長い苦労と試練の中で確立されました。今や人権は世界共通の理念ですが、人々の人権意識はより多様化してきています。
-
1989年、国連は「子どもの権利条約」を採択しました。それは子どもを主体としたさまざまな権利を規定しています。
-
人権の内容は社会変化に応じて新たに生まれます。「自己決定権」、「知る権利」、「環境権」などは新たな人権です。
おすすめのサイト(外部サイト)
世界中すべての子どもがもつ「子どもの権利」について、わたしたち一人ひとりが考えることができるユニセフ協会のサイトです。
こどもの発するSOS信号をいち早くキャッチしてもらえる相談場所があるよ。
電話だけでなく、メールやSNS(LINE)でも人権相談ができることを知っておこう!