能登半島地震から1年:被災地の「今」を知ろう
能登半島の人びとを支える団体の声を聞いてみよう!
2024年1月1日、石川県能登半島沖(のとはんとうおき)で最大震度(しんど)7の地震が発生し、津波や地震で避難(ひなん)した人数は5万人を超えました。
また、2024年9月には、地震(じしん)のつめあとを残した土地に、記録的な大雨による新たな災害も起きました。
震災から約1年。被災地(ひさいち)能登の「今」について支援団体に伺いました。
私たちができることを、考えてみませんか?
※国土交通省調べ
まるオフィス
能登の子どもたちが笑顔をとりもどせるようお祭りに参加
Q.1 能登の子どもたちにとって、災害後に大変だったことを教えてください。
地震で壊(こわ)れたり、大雨による洪水(こうずい)で水につかってしまった家や建物の片付けがまだまだ終わっていません。このままだと、住んでいた人もどんどんまちをはなれてしまいます。能登の子どもたちはそうした大変な状況のなか、今も暮らしを続けています。
Q.2 Yahoo!きっずを見ている子どもたちにできることはありますか?
能登の子どもたちに対して何かできることはないか、関心をもちつづけることが復興の助けになります!
Q.3 突然の災害にそなえて、準備しておくと良いことはありますか?
災害が発生した時に避難する場所を家族と確認しておくこと。そのあとも生活できるように、備蓄(びちく)だけじゃなく自給できるものを把握しておくことが大切です。
団体からのメッセージ
子どもたちと遊んだり、お話をするボランティアも必要です。寄付やボランティアとして、みなさまの力をおかしください。
被災地NGO恊働センター(きょうどう)センター
地震でこわれた家を片付けるメンバー
Q.1 能登の子どもたちにとって、災害後に大変だったことを教えてください。
災害によって、住んでいる家から避難(ひなん)している子も少なくありません。
そんな子どもたちは遊び場が少なくなり、友だちと会う回数も減ってしまったりしています。
また、地震の影響(えいきょう)でストレスをかかえている子どもも多くいます。私たちは、子どもたちといっしょに遊んだり、楽しいイベントをしたりして、ストレスを少なくすることがとても大事と考えています。
Q.2 Yahoo!きっずを見ている子どもたちにできることはありますか?
子どもたちでも、能登半島の人たちに想いを寄せて欲しいと思います。
例えば、お手紙を書いたり、募金をしたり、イベントの時にプレゼントを送ったりするととても喜ばれます。
Q.3 突然の災害にそなえて、準備しておくと良いことはありますか?
災害時には、子どもたちがいつも食べているおやつなどが食べられなくなることが多いです。
防災リュックの中には、子どもがいつも食べているおやつなども入れて置くと不安がやわらぎ、おすすめです。
団体からのメッセージ
お手紙を送りたい、そんな時は私たちにご連絡をいただければ、小学校などへお渡しする橋渡しができます。
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク:JVOAD(ジェイボアード)
能登のふっこうのために、ボランティアさんとの打合せ
Q.1 能登の子どもたちにとって、災害後に大変だったことを教えてください。
震災直後は子どもたちの遊び場が失われ、学校給食も再開されなかったりなど、居場所づくりや食事の支援が必要でした。
現在も校庭が使用できない状況が続いていて、子どもたちが思い切り体を動かせる場所の確保が課題となっています。
仮設住宅での暮らしは、今後何年も続くことになるため、中長期的に子どもたちの生活や精神面を支える事が求められています。
Q.2 Yahoo!きっずを見ている子どもたちにできることはありますか?
災害が起きたときにどのような支援が行われるかをぜひ調べてほしいです。
日常生活を送るためには、たくさんの人手やさまざまなスキルが必要なので、災害支援に関心を持ち続けて、将来的に支援にかかわってほしいです。
Q.3 突然の災害にそなえて、準備しておくと良いことはありますか?
防災について学んだことをぜひ家族で共有しましょう!
どんな団体が活動しているのか、市役所がどんな支援をしているかを知るだけでもOKです。
Yahoo!きっずの防災コンテンツを読んで、親や家族と一緒に話し合うことも大切です。
防災の知識をみんなで共有し、家族でそなることはとても良いことです。
団体からのメッセージ
子どもたちの不安がなくなるよう、親子のケアを充実させたいと思っています。ぜひ、サポートをお願いします。
防災に関するコンテンツ
Yahoo!きっずには、防災の学びになるコンテンツがあるよ。ぜひ見てみてね!
防災ランド
命を守るために必要な防災の知識をクイズで学ぼう!