1800年代に、中国から琉球(現在の沖縄県)を経由して、長崎に渡来した品種です。当時、日本は鎖国により、交流があったのはオランダだけで、長崎にやってきたものを「オランダもの」と呼んでいたために、この金魚にも「和蘭」の名が入るようになりました。
体型は「流金型」ですが、やや長めで各ひれが長く、頭部には年々大きくなる肉瘤がある。この肉瘤が獅子の頭髪に見えるため「獅子頭」の名がつけられました。(獅子はライオン)
色は様々なものがあり、素赤や更紗、黒、白、素赤の体にひれだけが黒くなる「サビリュウ」などがあります。