医師の指示に従って、患者の採血を行ったり、生物学的な検査を行う。臨床検査技師が行った一般検査(尿検査、便検査)、血液検査、生化学検査、呼吸機能検査、心電図、心臓超音波、脳波検査などの検査結果をもとに、病気の診断やその後の治療計画がたてられる。職場は病院のほか、臨床検査センターや薬品メーカー、食品メーカー、研究所など。大学(医学部や歯学部)、または臨床検査技師になるための課程を持つ短大(3年)や専門学校を卒業して、国家試験を受ける。こうした短大や専門学校の入学競争率は高く、かなり難しい。また資格を得ても、臨床検査技師は現在約15万人と多いため、就職先を見つけるのは難しいかもしれない。そのため、最近では細胞検査士や超音波検査士といった、より専門化した認定資格をとって、その分野のスペシャリストを目指す人が増えてきている。
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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)