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樹木医

樹木医

基本データ

分類
自然と科学

説明

天然記念物に指定されているような巨樹、名木、老木から、公園や植物園、街路、個人庭園などの樹木を診断、治療を行う。病んだ樹木の治療に数年かけることも少なくない。樹齢1000年ほどの老木を再生するために、処方箋をつくり、重機を使い、数年かけて移植をするような大がかりな作業の指揮をとる場合もある。今にも死にそうだった老木が見事に再生したときの感激は大きい。いたずらに延命させずに、樹木の最期を見取ることもある。樹木そのものの治療ばかりでなく、植樹のバランスや剪定の仕方、土壌の管理など、周囲の環境への配慮も必要。樹木医は日本緑化センターが商標登録している名前なので、樹木医と名のりたければ同センターの研修を受けて資格を取得する必要がある。ただし研修のための試験は、樹木に関する業務経験が通算して7年以上なくては受けることができない。有資格者は樹木医登録者名簿に登録されており、この名簿が仕事の発注に活用されている。以前は、樹木管理や造園業などの多くは男性が行っていたが、樹木医の資格ができてから女性の進出が増えている。

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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)

  

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