パティシエはフランス語で、ケーキ職人や菓子職人のこと。日本でも、ケーキ、パイ、チョコレート、ビスケット、ムース、アイスクリームなど、さまざまな洋菓子を専門に作る洋菓子職人のことをパティシエと呼び、近年女性の進出が目立っている。材料をまぜるときの手順や温度、調理時間など、洋菓子の種類ごとに細かなコツがあり、それを正確に理解して、どんなときでも同じ品質のものをつくれるだけの技量が必要。同時に、デコレーションのセンスや常に新しい店や洋菓子を研究する好奇心、オリジナルの洋菓子を編み出す創造力も求められる。食品全般の知識や、洋菓子それぞれの背景にある食文化に対する造詣も必要だ。調理師専門学校の製菓部門で学んだ後、洋菓子店やホテル・レストランのパティスリー部門などで修業するのが一般的。店のパティスリーシェフを目指す、独立してパティスリーを開くなどの道がある。必須ではないが、和・洋の実技試験がある菓子製造技能士を取得すると、菓子の世界の知識と技術を深めるのに役立つだろう。
もっと見る(13歳のハローワーク 公式サイト)
情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)