企業や組織などから依頼を受け、問題を調査・分析して原因を追求し、解決策を見つける。多くは、財務・会計、営業・マーケティング、経営戦略、生産効率、組織・人事関連などの分野。企業の顧問になって定期的にアドバイスをする場合、セミナーを開くなどして社員研修を行ったり、売り上げ目標を設定し、達成したときに成功報酬を得る場合もある。大企業がクライアントの場合は大手の経営コンサルタント会社が、中小企業の経営者の場合はフリーや個人事務所が仕事をするのが一般的だ。いずれも、多くの事例を経験していることが強みだが、情報収集のノウハウや分析力、的確な報告書の作成、さらには、クライアントを説得できる表現力なども求められる。特別な資格は必要ないが、中小企業診断士の資格があるとプラスになる。以前は守秘義務という壁に囲まれ、あまり目立つ仕事ではなかったが、近年、IT技術の発展で新たなビジネスモデルが誕生し、グローバル化の時代で新たな競争も生じていることなどから、経営コンサルタントの出番が増えている。
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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)