すべての生きものは、水や空気を共有して生きています。また、食べる・食べられるの関係(食物連鎖)を通じて、つながっているといえます。かけがえのない自然環境について学ぼう。
地球には、森や川、海、大気など、たくさんの自然環境があって、そこに住む生きものたちは、おたがいを支え合いながらくらしているんだ。
たとえば、虫が花粉をはこぶことで植物が種をつくり、植物は光合成で酸素をつくり、動物はそれを呼吸する。
こんなふうに、ぐるぐるとつながっているんだよ。
植物と動物
植物は光合成で栄養と酸素をつくり、動物は植物を食べたり酸素を使ったりする。
昆虫が花の蜜を吸いながら、花粉を別の花に運ぶなど、おたがいに利益のある関係もあるよ。
動物どうし
ライオンのように他の動物を食べる肉食の動物もいれば、シマウマのように草を食べる草食の動物もいる。
食べたり食べられたりする関係(食物連鎖)で、自然界のバランスを保っているんだ。
微生物や菌との関係
土の中や腐葉土には、微生物や菌がたくさんいて、枯れた葉や動物のふんを分解して、植物がまたつかえる栄養分に変えてくれるよ。
キノコなどの菌類も、森の中で分解やほかの生きものとの共生にかかわっているんだ。
生きもののすみかがなくなる
森が切り開かれると、森にくらしていた動物や昆虫が 行き場を失う。
川が汚れたり、水量が減ったりすると、魚やカエルがすめなくなる。
絶滅の危機
すみかや食べものがなくなると、生きものの数が急にへってしまうこともあるよ。
絶滅危惧種と呼ばれる生きものも世界中にたくさんいるんだ。
生態系のバランスが崩れる
ある生きものがいなくなると、その生きものを食べていた動物が減ったり、逆にその生きものを食べていたほかの動物が増えすぎたりして、連鎖的に いろいろな影響が起こるんだ。
ごみをきちんと分別して、自然を汚さない
川や海に流れていくプラスチックごみは魚や海の生きものに害を与えるよ。
資源を無駄にしない
木や水、石油などの資源を 使いすぎると、自然環境に大きな影響が出る。
節約やリサイクルを心がけると、少しでも負担を減らせるんだ。
生きものについて学ぶ
身近な鳥や昆虫、植物を観察すると、どんな環境が好きで、何を食べ、どう生きているかわかってくるよ。
まずは知ることが、自然を守る第一歩。
・生きものは、自然環境の中でおたがいにつながり合って生きている。
・森や川などの環境が変わると、生きもののすみかや食べ物が減ったり、絶滅の危機になることも。
・自然と生きもののバランス(生態系)を守るために、資源を大切に使う、ごみを出しすぎない、生きものをよく観察して学ぶなど、一人ひとりができることをしてみよう。
生きものと自然環境は切り離せない存在。自分のまわりで、どんな生きものがどんなふうにくらしているか、ちょっと目を向けてみると、自然への思いやりが広がるよ。
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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