産業廃棄物にはどんなものがあって、どうやって処理するのか調べてみよう!
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皆さんが日々を過ごしていくなかで必ず出るものは「ごみ」ですよね。
いらなくなったおもちゃや、お菓子の袋など、私たちの生活にはいろいろなゴミがあります。
しかし、工場やお店などが物を作ったり、お仕事をする中で出てくるゴミは普通のゴミと違うことを知っていますか?
それらは「産業廃棄物」と呼ばれています。
産業とは「人々が生活するために必要な仕事」で廃棄物とは「ごみ」のことです。
つまり産業廃棄物とは「人々が生活するために必要な仕事から出たごみ」のことを言います。
例えば、次のようなものが産業廃棄物になります
• 建物を建てるときに出る木材やコンクリートのかけら
• 工場から出る汚れた水
• お店や会社で使わなくなった古い機械や部品
このようなゴミは、家庭のゴミ箱に捨てることはできません。
なぜなら、自然環境に悪い影響を与えることがあったり、大きすぎたりして、特別な処理が必要だからです。
産業廃棄物をそのままにしておくと、川や空気が汚れてしまったり環境問題に繋がる場合があります。
そのため、産業廃棄物を安全に片付けたり、再利用したりするために、国から許可を得た特別な施設や会社があります。
こうした施設では、燃やしたり、ゴミを細かくして処理しやすくしたり、リサイクルしたりして地球への影響を減らす努力が行われています。
地球は私たちが生きていく上で大切な場所です。
産業廃棄物を正しく処理することで、きれいな川や空気、美しい自然を守ることができます。また、ゴミを減らす工夫をすることも地球を守るための大切な方法です。
皆さんの目に見えない場所で工場やお店でも、ゴミをなるべく出さないよう努力しています。
私たち一人ひとりも「ゴミを減らす」ことや「リサイクル」を意識して、地球にやさしい暮らしを心がけてみましょうね。
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