インターネットの世界は、自分の考えや意見を自由に表現できる場所。だからこそ、キミたちが正確な情報を見分ける力を身につける必要があるんだ。ここでは情報を見分けるポイントを紹介するよ。
インターネットの世界は、いろいろな団体や個人が、情報を発信したり、自分の考えや意見を自由に表現したりできる場所。情報を集めるときには、その情報はだれが発信しているのかを確かめる必要があるんだ。公共の団体や社会的に信頼のある企業が発信している情報かな? それとも個人がその人の意見を発信している情報かな? 発信をしている人や団体が、どんな人たちかを知ることはとても大切なことなんだ。正確な情報を見分ける力をしっかり身につけておきたいね。
同じテーマのサイトでも、「説明がちょっとちがうみたい……」調べていて、そう思ったことはない? その情報は、多くの人たちに事実を知ってもらうための情報かな? それとも個人の意見かな? 情報を発信している人が、どんな目的で発信しているか考えてみよう。また、参考にしている本や雑誌などの情報があるかどうかを確かめたり、ほかのサイトと見比べて信頼できる情報かどうかを確認することも、とても大切。よくわからないときには、新聞や本など、ほかの情報とインターネットの情報を比べてみることも重要だよ。
時間をかけて探した情報も、読んでみると古い内容でがっかりすることがあるかもしれないよ。サイトの情報の新しさは、内容を最後に確認したり、追加した日を表す「最終更新日(さいしゅうこうしんび)」を参考にしてみよう。ただ、歴史など情報の分野によっては、内容が昔から変わらないものもあるから「ページが古い=ただしくない」とはいえないんだ。キミの知りたい情報は、日々新しく変わるものかな? 変わらないものかな? 知りたい分野によって上手に見分けていこう。むずかしいときは、先生やおうちの方に相談してみてね。
世界中の情報を調べられるインターネット。
でも、みんなが知りたい内容によっては、本や新聞で調べたり、
直接くわしい人にインタビューしたりするほうが正確なときもある。
知りたいことによって、調べる方法を使い分けたり、組み合わせたりしてみよう。
それぞれの情報の「便利なところ」や、「不便なところ」をよく理解して、
情報選びの達人を目指そう!
人のまねではなく自分で工夫してかいた絵や文章などを著作物と言います。この著作物を作った人にあたえられる権利が「著作権」です。
インターネット上にある情報は、著作権で守られています。インターネット上で見つけたイラストや音楽などを、自分のもののように言ったり、勝手に作りかえたりしてはいけません。インターネットで見つけた情報を使いたいときは、先生やおうちの人に確かめてもらいながら利用しましょう。
くわしくは、こちらのサイトを見てみてね。
みんなのための著作権教室(外部サイト)