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絶滅危惧

で検索した結果(81件中51件〜60件)

タンチョウ

51.

タンチョウ 動物

大型のツル類で、体は白く、首が黒い。地上では尾が黒いように思えるが、黒いのは翼の羽毛で、尾は白い。頭頂には羽毛がなく、赤い肌が見えている。湿原にすみ、カエルや魚などの動物質や穀物などを食べる。ペアは片方が死ぬまでつづき、いつも行動をともにしている。「鶴の舞」というのは、求愛のダンスのことである。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

ゲンゴロウブナ

52.

ゲンゴロウブナ 動物

もともと琵琶湖淀川水系の固有種。ほかの仲間にくらべて体高が高いので区別できる。成長が早く、大きくなるので養殖され各地に移殖されてきた。カワチブナとよばれる飼育種が釣りの対象となっている。春から初夏の増水時に産卵する。環境省のレッドリストの絶滅危惧ⅠB類に指定されている。

ハナサキガエル

53.

ハナサキガエル 動物

山地の森林にすむ。夜行性で、夏の雨の日などは林道にも出てくる。体形はスマートで、後肢が長くジャンプする力が強い。指先に小さな吸盤がある。体色はさまざまで、全身が緑色だったり、茶色に緑色の模様があったりする。おもに小さな昆虫やムカデを食べる。12~2月頃、渓流の上流部にある滝つぼなどで集団で産卵する。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

アオウミガメ

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アオウミガメ 動物

おもに沿岸の浅い海にすむ。産卵場とえさ場が異なり、双方を回遊する。和名の「アオ」は脂肪の色が緑色であることに由来する。砂浜や岩礁で日光浴することもある。雑食性だがどちらかというと植物質を好む。日本では小笠原諸島、屋久島、八重山群島などに産卵場があり、1シーズンに2~8回、一度に平均110個の卵を産む。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

カマキリ(アユカケ)

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カマキリ(アユカケ) 動物

日本固有種。福井県九頭竜川ではアラレガコとよばれ天然記念物に指定されている。えらぶた後部のするどいとげでアユをとらえるといわれているが、その行動は確認されていない。よく砂れき底にいるが、保護色で発見しにくい。早春に降海し、沿岸部で産卵する。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

キシノウエトカゲ

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キシノウエトカゲ 動物

日本に分布する7種のスジトカゲEumeces属の中で最も大きいトカゲ。スジトカゲ属の幼体は青色の尾をもつのが特徴的に多く、本種の幼体も同様。開けた場所を好み、浜辺や畑地などの地上を歩き回ったりひなたぼっこをしたりしている。昼行性。肉食。体が大きいので、他のトカゲが食べられないカエルもえさにしてしまう。日本固有種。国の天然記念物。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

ヤマメ

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ヤマメ 動物

北陸地方、東北地方以北ではメスの大部分とオスの一部が降海してサクラマスになる。関東、北陸地方以西では普通は河川にヤマメとして残り、生涯を川ですごす。側線の上にパーマーク(小判形の斑紋)が7~10個並ぶ。アマゴに似るが体側に朱点はない。産卵期は秋から晩秋。環境省のレッドリストの準絶滅危惧に指定されている。

ハリヨ

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ハリヨ 動物

繁殖期のオスは頭部下面が鮮紅色になり、体側が青輝色になる。オスは水底に水草や苔類のくずを集めてこれを分泌物で接着し巣をつくる。完成するとメスを誘いこんで産卵させる。産卵期は春だが湧水池では積雪時でも産卵することがある。写真では、オス(左)がメス(右)に巣の入り口を教えている。ともに婚姻色。環境省のレッドリストの絶滅危惧ⅠA類に指定されている。

オオサンショウウオ

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オオサンショウウオ 動物

おもに山地の渓流にすむ。水から上がることがない。夜行性で、昼間は岸辺の横穴などにひそむ。サワガニやカエル、魚などを食べる。水温が0℃でも活動できる。口には小さいがするどい歯があり、繁殖期のオスは巣穴をめぐってはげしく争う。8~9月に産卵し、卵は300~600個がじゅず状につながっている。オスはふ化まで卵を守る。特別天然記念物。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

アカウミガメ

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アカウミガメ 動物

おもに沿岸域にすむが、若い個体は海流にのって回遊生活をしているらしい。体色は赤かっ色から黄かっ色で背甲はハート形。温帯で繁殖する唯一のウミガメで、日本でも関東・北陸以西の海岸に産卵する。産卵場の沖で交尾をし、2~3週間おきに数回、一度に120個ほどの卵を産む。おもに軟体動物や甲殻類を食べる雑食性。環境省のレッドリストの絶滅危惧ⅠB類に指定されている。

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