クワガタ

チビクワガタ ペット

シイやクヌギ、サクラなどの朽ち木の中に生息しますが、そこでは、しばしば成虫と幼虫が集団になっています。おすの体が少し細長いほかは、大あごや体の特徴に、おすとめすではほとんどちがいがありません。

ヒラタクワガタ ペット

大あごの根元に、内側に向いた突起があります。この突起から前方にこまかい歯がならんでいます。体が小さいと、この歯がないものもいます。大あごの先は、急な角度で内側に曲がっています。

アカアシクワガタ ペット

名前の通り、あしの付け根が赤茶色になります。大あごは、まっすぐに伸び、先がやや内側に曲がります。先端には３対の歯があります。日本各地に分布していて、ヤナギなどの樹液に集まります。

ダイオウヒラタクワガタ ペット

がっしりした体型で、太い大あごは、先の方で、内側に向かって強くカーブしています。大型になり、性格も攻撃的です。ジャワ島に生息していますが、島の中の生息地のちがいによって、大あごの形に変化があります。

ニジイロクワガタ ペット

まさに「虹」を思わせるような体色をしています。個体によって、青っぽいものや赤っぽいものがいますが、光の加減で鮮やかな色になります。大あごは上方にカーブしていて、歯はありません。大あごが短い短歯型もいます。

ハチジョウノコギリクワガタ ペット

名前の通り、伊豆諸島の八丈島にだけ生息しています。大あごは短く、細く、体はずんぐりしています。日中に行動していることが多く、あまり飛ばず、よく地面を歩いて移動しています。

パプアキンイロクワガタ ペット

名前に「キンイロ」とありますが、実際には光沢のある緑や青、赤い色をしています。大あごは、上方にカーブしていて、細かい歯がならびます。成虫の寿命は半年～1年ほどで、年に2～3回繁殖します。

ブケットフタマタクワガタ ペット

全体的にがっしりしていて、特に大あごは太く、先端ははっきりとふたまたになっています。別名では、大あごの先端を「カニガタ」と例えています。気があらく、攻撃的です。

オニクワガタ ペット

大あごはとても短いのですが、「オニ」の名があるように、上にややそりかえっています。根元と先に歯があります。本州以西では、やや標高が高いブナやミズナラの林に生息しています。

ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ ペット

体全体が金色につつまれています。しかし、湿っているときは黒っぽい色です。乾燥したり、個体が死んでしまったときには、もっとも金色になります。大あごは中央でくびれ、先が外側にひらいています。