眼の下に大きくふくらむ「水泡」が独特の姿を醸し出す「水泡眼」の袋は、水分でふくらむのではなく、角膜がリンパ液によりふくらんだものです。中国でも人気が高く、日本でも子どもから大人まで人気が高い品種です。
人気が高いだけあって入手は難しくありませんが、飼育は、水泡を維持するために細心の注意が必要です。やぶけた水泡は元には戻らないため、水泡を傷つけるような岩や流木などのレイアウトはさけるようにすることが必要です。また、水泡眼は動きがおそいため、混泳する魚が素早いと、えさをすべて奪われてしまうため、水泡眼がえさにありつけない場合もあります。混泳は水泡眼と同じように動きのにぶいものを選ぶ方が無難でしょう。