金魚の中では、最も広く知られていて、その独特の飛び出した目から、子どもから大人まで、ファン層はとても広い品種です。1800年代末に、中国から横浜にやってきたと言われています。
「流金」の突然変異によって誕生し、品種固定されたものです。中国では「竜晴魚(ロンチンユウイ)」、英名では「テレスコープ・アイ(望遠鏡眼)」と呼ばれています。この出っぱった目は、孵化後3か月くらいから出るようになります。
体型は流金型、色は赤、黒がポピュラーですが、赤白更紗模様や三色(キャリコ)などのほかに、色素欠乏のアルビノや白と黒のパンダ模様のものなど、バリエーションは非常に多いです。
入手、飼育ともに難しいことはありませんが、飼育水槽内は、目を傷つけないように、岩や流木など、ケガをするようなものはセットしないようにする必要があります。