ルーツとなった猫がセミロングの被毛を持っていたため、アメリカンカールといえばロングヘアが普通ですが、その後、耳がカールしたショートヘアの猫も誕生しました。
それがアメリカンカール・ショートヘアです。まだ別の品種として独立するほど個体数が多くないので、ショートヘアはアメリカンカールのショートヘアタイプとして認知されています。
性格や習性はロングタイプとまったく変わりませんが、毛が短いので、日頃の手入れはセルフグルーミングで充分です。抜け毛の処理も楽で、扱いやすい猫になっています。
アメリカンカールの子どもはすべてカールした耳になるわけではなく、出現率はほぼ50パーセントです。しかも、ロングかショートかという被毛のタイプも決まっていません。それだけに、アメリカンカールにどんな子猫が生まれるのかは、とっても楽しみですね。