航空機を安全に運航させるために、高度に精密化した機体を構成する何万という部品の精度・性能が正しく機能しているかを点検保守する。工具による手作業もあれば、防塵装置を施した清浄室で行うコンピュータ装置の保守整備まで、多種多様に分かれている。放射線透視や通電処理で目に見えないヒビなどの検査も行う。燃料やオイルの補給、機体のクリーニングも仕事。航空機が着陸した後の作業になるので夜間作業も多い。国家資格が必要で、航空機の重量などによって1等から3等まであり、実務経験、年齢で受験資格が決められている。工業高校や航空高等専門学校、理工系大学などの卒業者が多く、航空会社の整備部門に就職して、社内研修を受けて受験するのが一般的。ほとんどが、入社後5~7年で資格を取得する。メーカーとともに新型機の開発に携わる場合もあり、その役割の重要度が増している。今後も需要は広がると見られ、人気も高い。
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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)