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畜産農業

畜産農業

基本データ

分類
自然と科学

説明

乳牛から牛乳をしぼり、乳製品をつくる酪農と、肉牛、豚、ニワトリなどの飼育、生産を合わせて畜産業という。生産額でいうと米や野菜よりも多く、日本で最大の第一次産業といえる。だが従事者の高齢化と後継者の不足、安い輸入肉の流入、さらに最近では狂牛病の影響などもあり、厳しい時代を迎えている。仕事としてみると、畜産業にはほかの農業にはない特徴がある。ひとつは動物を相手にしていることもあって、毎日かなりの時間をかける必要があり、いわゆる兼業農家という形態をとるのが難しいこと。もうひとつは飼育している農家の数は大幅に減っているが、家畜の数はそう減っておらず、一戸あたりの家畜の数は増加していることだ。一種の家族経営から、企業経営的な傾向を強めているので、企業に就職して畜産に関わることもできる。農業大学校や畜産試験場など、畜産の技術や経営に関する研修を行っているところは各地にある。決して簡単なことではないが、都会に住んでまったく関係のない仕事をしていた人が、一から学んで畜産を始める場合もあるという。また酪農に関していうと、牛乳は、鮮度の問題もあって、100%国産が守られている。

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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)

  

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