長い歴史と伝統のあるものから、創作和菓子といった新しいものまで、数えきれないほどさまざまな種類の和菓子を、腕によりをかけてつくっていく。蒸す・焼く・練るといった技術はもちろん、美しい色や形にまとめあげていく感性・創造性を磨き続ける姿勢が求められる。専門学校で、製菓器具・設備の使い方をはじめ、デコレーション技術、連切をはじめとした和菓子独特の技術を学び、和菓子店などで修業を積むか、和菓子メーカーに就職するのが一般的。菓子製造技能士や製菓衛生師の国家資格を取得すれば、メーカーなどの就職に有利に働くだろう。一人前になるまで10年はかかるといわれる厳しい世界。職人として成功するには、手先が器用なことにこしたことはないが、それよりも大事なことは、和菓子を食べて味や形をよく知ること。もちろん和菓子が好きで愛着を持っていることが不可欠だ。
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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)