映画撮影の花形。ムービーカメラで、すべてのシーンをフィルムに記録する。ビデオ全盛時にあって、フィルムだけが持つ光と影の濃淡を表現できる映画のカメラマンは減ったといわれているが、CF出身者、あるいはVシネマやミュージックビデオの需要が多かった時期に若くしてムービーカメラを回した人など、若くて優秀なカメラマンはむしろ増えているのが現状。映画のカメラマンになる方法は、映像関係の専門学校を出て、映画・映像・CF制作会社に入って、撮影助手として修業を積むか、フリーのカメラマンの門を叩いて、助手になるなどがある。最近の傾向としては、たとえ8mm映画や個人ビデオの作品でも、フィルムフェスティバルに応募したりして、監督やプロデューサーの目にとまったり、注目される作品を撮れば、若いカメラマンにチャンスが与えられることもある。しかし、そういった例はあくまでごくわずかである。海外の映画学校に行ったり、海外で経験を積む人も増えつつある。アメリカなどでは、撮影監督(Director of Photography:DOP、D.P)と呼ばれ、ライティングを含めた絵作りのすべてを担当する。
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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)