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評論家

評論家

基本データ

分類
アートと表現

説明

文学に関しては批評家といわれることもある。代表的なのは「文芸評論家」で、小説や詩を批評したり評論したりして、読者の理解を助けたり文学の質の向上に貢献する。その国が近代化を進めているとき、つまり近代文学が国民に必要とされているときは、評論家は思想やイデオロギーや価値観を作り出すという重要な役目を負うことがある。近代化というのは古いシステムや考え方を、グローバル(世界的・国際的)で新しいものに変えていく過程なので、どうしてもいろいろなところに無理や矛盾が生じる。国民の生活自体はよくなっていくことが多いので、近代化の矛盾は繁栄の陰に隠れがちになり、文学はその隠されたものを物語に織り込んで姿を与えるわけだが、評論家はその作品に込められたテーマを読み解くのである。日本では近代化がほとんど終わり、社会が成熟期に入っているので文学評論は必要ではなくなりつつあるが、それでも文芸評論家と呼ばれる人たちは大勢残っている。ほかに経済評論家、軍事評論家、政治評論家などほとんど無数の種類の評論家がいる。評論家になるには、とりあえずその専門分野の知識が必要だが、その専門分野への強い興味があることが必須の条件となる。

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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)

  

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