現実的には俳優の仕事の多くはテレビに依存しているにもかかわらず、「映画俳優」「舞台俳優」といういい方はしても、「テレビ俳優」といういい方はしない。このことはごく限られた番組を除けば、テレビドラマでは素人のなかから俳優を発掘し育てることが、皆無に近いことと関係するかもしれない。主役、準主役クラスで登場する人も、最初に世に出たのは舞台や映画だったり、歌手やモデルとしてデビューしていたりすることが多い。キャスティングの前提として、ある程度の人気や知名度を求められるのだ。一足飛びにドラマに出たいというのなら、ごく一部の番組が実施するオーディションに賭けるしかない。さらに「どんな役でもいいからテレビドラマに出たい」というだけなら、多くの出演者を出している劇団に入るのもいいかもしれない。
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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)