テレビで放映されているアニメのほとんどでは1秒間に24枚の絵が必要となる。アニメーターの仕事は、これらの絵を描くことだ。一緒くたにされているが、アニメーターには、ラフを描く「原画マン」と、ラフをきれいに描き直し、少しずつポーズを変えた絵を描き動いて見えるようにする「動画マン」がいる。これらがいわゆるアニメーターの仕事だ。もっとも大事なものはさまざまな角度からいろいろなものを描くことができるデッサン力。そのため学校で学ぶならアニメの専門学校より美術系の大学などデッサン力を身につけられるところのほうが良いともいわれている。1日に10時間から15時間くらい働くこともざらにあり、徹夜も多いなど労働条件は厳しい。世界のアニメ作品のうち約6割が日本で制作され、その中の約7割は東京で作られている。そのため世界に通用するアニメーターを目指すなら東京で働いたほうがよいということになる。フリーランスとして作品ごとに契約を結び仕事をするか、作画の会社やアニメ制作会社に契約社員として所属している場合が多い。最初からフリーになるのはまず無理で、現場で訓練を積んでからでないと独立はできない。
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情報提供元: 13歳のハローワーク 公式サイト (外部サイト)