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とびうお

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とびうお

とびうお

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基本データ

分類
魚貝・海そう
はまとびうお、ほそとびうおは2月~3月ごろ、さよりとびうおは6月~7月ごろが旬。

※旬(しゅん)は、地域やその年の気候などにより異なる場合があります。

原産地・分布地
北海道以南の日本沿岸、朝鮮半島、台湾に分布している。
栄養の特徴
脂肪、無機質、ビタミンは少なく、たんぱく質を比較的多く含んでいる。

※くわしくは、上のグラフを確認してみましょう。

説明

トビウオ科の海水魚。「飛魚」(とびうお)と書き、大きな胸ビレを広げて海面上を数百メートルも飛ぶことができます。
とびうおは日本近海に20種類ぐらいいます。八丈島を中心とした伊豆七島で春に獲れる「春とび」といわれるはまとびうお、ほそとびうお、夏に獲れる「夏とび」といわれるさよりとびうおなどがいます。夜間に活動し、ひかりに向かってくる習性を利用して網で獲ります。
日本各地で獲れるので、西日本では「あご」、八丈島では「あおとび」などともいいます。地方の名産品も多く、長崎県の「焼きあご」、「塩あご」、山陰地方の「あご竹輪(ちくわ)」、八丈島の「くさや」などがあります。

選び方のポイント

  • 目が澄んでいるもの。
  • 腹側は張りがあり、内臓の部分がしっかりとしているもの。
  • うろこがしっかりとついているもの。
  • 頭を持ってたてた時、ピンとしているもの。

料理メモ

  • 生ではあまり食べないが、新鮮なとびうおは刺身にすると、とてもおいしい。
  • 塩焼き、から揚げ、照り焼き、揚げびたしなどにしたり、身をたたいてすり身にしてからだんごにし、わん種(だね)などにするとおいしい。
  • とびうおは白身で、脂が少なく、くせのない味なので、かまぼこなどのねり製品に使われる。
  • 焼いて干した「焼きあご」、塩干しの「塩あご」などの加工品がある。
  • とびうおの成熟した卵巣は「とびっ子」という名前で売られ、すし種(だね)などにされる。
  • 八丈島では「くさや」という干ものの原料にされ、珍味である。

情報提供元: 合同出版(外部サイト)

  

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