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首を横に曲げてこうらにしまう曲頸亜目のカメで最も小さく、最も珍しく、最も絶滅のおそれが強い種類。ウェスタンオーストラリア州パース近くの小さな沼にしか生息せず、今は厳重に保護されている。1839年に採集されてから1頭も見つからず、絶滅したと思われていたが、100年以上経た1953年にある少年が再発見し、未だ生き残っていることが確認された。生息地の破壊と、人間がもちこんだ動物が、このカメを捕食することが少なくなった要因である。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)