(C)Kojo TANAKA
家畜種。約200品種あるが、ヨーロッパのこぶのないものと、アジアのこぶのあるものと、大きく二つに分けられる。大きさは、肩高150~180センチメートル、体重0.45~1.8トン。北極圏や南極などの極寒地をのぞき、世界中で飼育されている。ウシの家畜化は、約9000年前の中東から始まったといわれる。当初はそのつのが豊穣(ほうじょう)の象徴とされ、重要視された。のちに使役用にも使われるようになったが、乳製品や食肉用、皮革などに注目されたのは、かなり後である。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)