(C)Kojo TANAKA
家畜種。原種のアフリカノロバには3亜種(あしゅ)があったが、そのうち野生として現存しているのはソマリノロバだけである。大きさは、体高0.9~1.5メートル、体長2~2.2メートル、体重250キログラム前後。耳が長く、馬と異なり尾が40~50センチメートルと長く、先のほうに長い毛がある。たてがみはウマよりもふぞろいである。世界中で飼育されているが、アフリカ、中央・南アメリカなどの乾燥地帯に多い。長期間水を飲まなくても耐え、粗食で暑さにも強いため家畜化されたもので、その起源は5000~6000年前といわれる。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)