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絶滅危惧

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タナゴ

1.

タナゴ 動物

日本固有種。関東地方ではヤリタナゴやアカヒレタビラとともにマタナゴとよばれる。産卵期は初夏でカラスガイ、ドブガイなど大型の二枚貝に産卵する。産卵期のオスは胸部が薄桃色の婚姻色となる。環境省のレッドリストの絶滅危惧ⅠB類に指定されている。

ウズラ

2.

ウズラ 動物

ウズラには野生のものと飼育改良されたものがある。外見などからは区別ができないが、採卵用に飼育されているもの、実験用に飼育されているものがある。ウズラが飼育用に改良されたのは日本で、現在では世界各地で飼育されている。江戸時代には鳴き声を楽しむために飼育されていた記録もある。採卵用の飼育は愛知県などが中心である。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類(野生)に指定されている。

ヒョウモンチョウ

3.

ヒョウモンチョウ 動物

中部地方の高原に多く見られる。ヒョウモンチョウの仲間は、羽の模様がヒョウの模様のようにオレンジ色に黒点を散らしているのでこの名がある。幼虫の食草はオニシモツケ。この仲間にはヒョウモンチョウのほかウラギンヒョウモン、ミドリヒョウモンなど、たくさんの種(しゅ)がある。多くは年1回の発生で、幼虫はスミレ類を食べ、成虫は夏の高原に多い。環境省のレッドリストで、本州中部亜種は絶滅危惧Ⅱ類、東北以北亜種は準絶滅危惧に指定されている。

シロウオ

4.

シロウオ 動物

体は生きているときは半透明で、うきぶくろや卵などが透けて見える。死後は体色が白くにごる。沿岸の波のおだやかなくぼみに生息し、春に産卵のために川に遡上(そじょう)する。産卵後は死ぬ。年々漁獲量が減少している。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

トド

5.

トド 動物

体色は、オスとメスともに明るいかっ色か赤かっ色で、たてがみがある。下毛はほとんどない。オスは10~20頭のメスをしたがえてハーレムをつくり、繁殖期間中は食事をとらない。8月頃にハーレムを解消し、9月頃に南下する。日本にやってくるトドは、約2000頭といわれる。環境省のレッドリストの準絶滅危惧に指定されている。

ツバメチドリ

6.

ツバメチドリ 動物

旅鳥だが九州と本州で繁殖した記録がある。くちばしと足が短く、長い翼や、尾がツバメに似ていることから名づけられた。飛びながら空中でトンボ、アブなどの昆虫をとらえるえさのとり方も、ツバメに似ている。飛び方もツバメに似てスピードがあるが、羽ばたきとグライディングをくりかえすのが特徴である。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

ムツゴロウ

7.

ムツゴロウ 動物

干潟を動き回るようすを見ていると魚とは思えない。満潮時は巣穴にこもる。なわばり争いのときやシオマネキを威嚇(いかく)するときなど、大きな背びれを立てる。付着けい藻類を食べる。産卵期は初夏で、オスは独特の求愛ジャンプをしてメスを誘う。環境省のレッドリストの絶滅危惧ⅠB類に指定されている。

アカオネッタイチョウ

8.

アカオネッタイチョウ 動物

カモメに似ているが、中央の尾羽が赤く細長い。くちばしは赤く、眼のところに黒い模様がある。繁殖地にはカモメ類がいないので、まちがえることはない。日本では絶海の孤島で繁殖するが、グアムやサイパン、ハワイなどのリゾート地では普通に見られる。海岸の崖(がけ)などに巣をつくり、海岸近くで魚やイカ、エビなどをとらえて食べる。環境省のレッドリストの絶滅危惧IB類に指定されている。

カラフトアオアシシギ

9.

カラフトアオアシシギ 動物

大きさや体型はオバシギに似ているが、冬羽の背の色はオバシギよりうすく、足が黄色い。アオアシシギよりずっと足が短い。くちばしはまっすぐである。繁殖地はサハリンだけが知られている。川の周辺の湿地にすむが、生態はよくわかっていない。日本では干潟などで、キアシシギなどと行動をともにする。環境省のレッドリストの絶滅危惧ⅠA類に指定されている。

ヨタカ

10.

ヨタカ 動物

全身が落ち葉のような色と模様で、くちばしは小さいが、口は大きく開く。ずんぐりした体つきだが、飛ぶと翼は長く、スマートに見える。枝の向きと同じ方向にとまる。昼は木にとまって休み、夜になって活動を始め、飛び回りながら、空中で昆虫をとる。夜、林道の上におりていたり、街灯に集まる昆虫を求めて飛んできたりする。環境省のレッドリストの準絶滅危惧に指定されている。

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