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俳優

で検索した結果(22件中1件〜10件)

テレビ俳優

1.

テレビ俳優 お仕事

現実的には俳優の仕事の多くはテレビに依存しているにもかかわらず、「映画俳優」「舞台俳優」といういい方はしても、「テレビ俳優」といういい方はしない。このことはごく限られた番組を除けば、テレビドラマでは素人のなかから俳優を発掘し育てることが、皆無に近いことと関係するかもしれない。主役、準主役クラスで登場する人も、最初に世に出たのは舞台や映画だったり、歌手やモデルとしてデビューしていたりすることが多い。キャスティングの前提として、ある程度の人気や知名度を求められるのだ。一足飛びにドラマに出たいというのなら、ごく一...

劇団員

2.

劇団員 お仕事

さまざまな演劇の劇団に所属する人のこと。おもに俳優だが、照明や美術、大道具や切符切りなど裏方もいる。劇団四季のようなメジャーな劇団に所属している人は「私は劇団員です」とは自己紹介せずに、「劇団四季です」と名乗ることだろう。大正時代から昭和初期には劇団員と呼ばれる職業はインテリの代名詞だった。

俳優担当

3.

俳優担当 お仕事

監督と協議しながら、自分の人脈をいかしてキャスティングを行う。プロデューサーが俳優との交渉やスケジューリングを担当することが多いが、インディペンデント制作の映画が増えるにしたがって、専門職としての俳優担当が生まれつつある。俳優やプロダクションに信頼されていて、顔が利き、芸能界の表裏、序列、仁義、タブーなどに通じていなければならない。

舞台俳優

4.

舞台俳優 お仕事

舞台俳優とは、演劇やミュージカルなどの舞台に立ち、そこで何らかの報酬を受けとっている人のこと。劇団に所属していても、報酬がない場合は、舞台俳優ではなく、劇団員と呼ぶ。ただし、これはあくまでもこの本のなかでの区分けで、社会的に確立されたものではない。舞台で歌ったり、踊ったり、演技をして、報酬をもらうということは、その人がプロだということだ。また、俳優たちに報酬を出せる劇団は、商業的にも確立されているプロの集団だといえる。現在、日本には、数え切れないほどの劇団がある。そのなかで、公演で利益を出している劇団は数え...

映画俳優

5.

映画俳優 お仕事

かつて日本映画全盛のころは映画俳優という確固たる職業があったが、今は死語に等しい。つまり映画への出演だけで生活の糧を得ている日本の俳優はほとんどいない。テレビドラマに出たり、テレビCFに出たり、舞台に出たりしながら映画出演の機会をうかがうのが一般的だ。しかしなかには映画のスクリーンだけにモチベーションを持つ数少ない俳優たちもいる。映画全盛期のように撮影所システムが機能していれば、撮影所が抱える「新人」としてデビューすることができたが、今はそれも不可能。映画俳優を志す人は、新作のオーディションに応募するか、芸...

キャスティングディレクター

6.

キャスティングディレクター お仕事

今のところ、日本にこの職種はない。アメリカ映画でキャスティングを担当する。日本の俳優担当とは比べものにならない強大な力を持っている。自ら事務所を持ち、俳優のエージェントと交渉したり、オーディションを実施したりする。

衣装・ワードローブ・コスチュームデザイナー

7.

衣装・ワードローブ・コスチュームデザイナー お仕事

いろいろな呼び名があるが、主役からエキストラまで、俳優が劇中で着る衣服を用意する。なかでもワードローブは、主役級の出演者の衣装を管理する人を指す。有名俳優のなかには、専属のワードローブを使う人も多い。有名なファッションデザイナーが映画の衣装を担当することがあるが、それは衣装デザインといって別ものである。衣装、コスチュームデザイナーはファッションに詳しいだけではダメで、脚本を読み解き、劇中の人物を造形する想像力がなければならない。

舞台演出家

8.

舞台演出家 お仕事

戯曲やミュージカルなど、創造力を駆使してどのような舞台を演出するかに全精力を費やす。自分の立てた演出プランに沿って俳優に演技指導し、美術や照明、音響などのスタッフと協力して、イメージした舞台をつくりあげていく。映画でいえば監督にあたる。舞台演出家の協会日本演出者協会には450人ほどが在籍、海外で活躍する人もいる。劇団に入団して俳優としてスタート、その後演出家の道に進んだ蜷川幸雄や、俳優、振付師を経て欧米に留学し演出家になった宮本亜門など、演出家になる道はさまざまある。フリーで活動する人、劇団に所属している人...

記録(スクリプター)

9.

記録(スクリプター) お仕事

映画の撮影の記録をとる。映画の撮影では、脚本順に撮っていくわけではなく、また監督の意図や俳優のアドリブで台詞が変わったりする。また同じカットを何度も繰り返して撮ったりするので、どのテイクが、つまり何番目に撮ったものがOKカットなのか、台詞がそのつどどう変わったか、などを記録しておかないと編集の際に混乱する。

サウンドマン(録音技師)

10.

サウンドマン(録音技師) お仕事

映画撮影の際にダイアローグ・台詞を同時録音し、また周囲の音も録音する。そして、撮影後にアフレコ(アフターレコーディング)と呼ばれる台詞の再録音・整音を行う。最初は、ブームと呼ばれる長いポールの先についたマイクロフォンを、カメラのフレームに入らないギリギリの近さで、俳優に近づけて台詞を拾うという作業から始める。

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