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絶滅危惧

で検索した結果(81件中21件〜30件)

シマフクロウ

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シマフクロウ 動物

日本最大でしかも世界最大のフクロウ類の一つ。ワシミミズクに似ているが、眼の色は黄色で、オレンジ色の眼のワシミミズクと区別することができる。川や湖の近くににすみ、おもに魚をとってえさとしている。大木の樹洞(じゅどう)に巣をつくるが、大きな木が減り、最近では巣箱を利用するものもいる。ひなには魚のほか、カエルなども運ぶ。環境省のレッドリストの絶滅危惧ⅠA類に指定されている。

ジュゴン

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ジュゴン 動物

尾びれはクジラに似て、マナティーの扇形とは異なる。眼は小さく、耳も小さな穴のみ。前足はひれ状で後ろ足は退化している。沿岸のアマモなどの海草を食べる。頭頂に気孔が二カ所あり、5~10分間隔で空気を吸いに水面に浮上する。授乳の姿から人魚伝説が生まれた。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。

カジカ

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カジカ 動物

日本固有種。河川陸封型の大卵型で大卵を産む。小卵を産むウツセミカジカのほうが体が大きく尾柄が細長い。河川下流域に生息する。金沢のゴリ料理には、カマキリのかわりに養殖カジカが利用されていることが多い。環境省のレッドリストの準絶滅危惧に指定されている。

ミヤコタナゴ

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ミヤコタナゴ 動物

国の天然記念物。湧水池や丘陵部の湧水を水源とする小川などに生息しているが、土地改良などで絶滅の危機にひんしている。繁殖期のオスの体側は朱赤、紫、しりびれや腹びれは縁辺が白と黒の帯状になる。初夏、マツカサガイに産卵する。環境省のレッドリストの絶滅危惧ⅠA類に指定されている。

ハヤブサ

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ハヤブサ 動物

ハヤブサ科の特徴は、翼の先がとがっていることだ。これに対してタカ科は先が指のように割れている。ハヤブサは、ほおにひげのような模様がある。ハヤブサの狩りの方法は、上空から飛んでいるハトなどを目がけて急降下し、足でけって弱らせる。えものが落ちると、再び急降下して追いつき、今度は足の指でがっちりとつかむ。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

ミズスマシ

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ミズスマシ 動物

池や、流れのゆるやかな小川などに生息し、水面をぐるぐると円をえがいて泳いでいる。おどろくと、水中にもぐって逃げることもできる。眼が上下に分かれていて、水上も水中も見ることができる。水面に生息するにはとても便利な眼である。水面に落ちた昆虫をとらえて食べる。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

アカハライモリ

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アカハライモリ 動物

水田や小川、池沼、渓流の水たまりなどにすむ。腹面は赤色。4~7月が繁殖期で、オスは尾が紫色になり、この尾をダンスを踊るようにメスの前でふって求愛する。卵は1個ずつ水草などに産みつける。変態後の幼体は、しばらくのあいだ、陸上でくらす。求愛行動の型や形態、斑紋型から五つの地域群に分類される。環境省のレッドリストの準絶滅危惧に指定されている。

ハマシギ

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ハマシギ 動物

黒いくちばしはやや長く、わずかに下に曲がっている。冬羽は、背が灰色で腹は白い。夏羽は、背が赤かっ色で、白い腹に大きな黒い模様がある。足は黒い。干潟や川などで冬をすごす。数千羽の群れをつくることもある。えさをとるときには、顔を下にむけて歩きながら、くちばしを泥に差しこみ、小さな貝、ゴカイ、カニなどをとらえて食べる。環境省のレッドリストの準絶滅危惧に指定されている。

アカアシシギ

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アカアシシギ 動物

ツルシギに似ていて、足の色が赤い。ツルシギは下くちばしが赤いが、アカアシシギはくちばしの基部が上下とも赤い。飛ぶと、翼の後ろはしが白い。北海道の東部、風蓮湖(ふうれんこ)の周辺で繁殖している。巣は湿原の中の草むらなどにつくる。渡りの途中に干潟や湿原、水田に渡ってくる。ゴカイ、ミミズ、カニ、水生昆虫などを食べる。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

セイタカシギ

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セイタカシギ 動物

足はピンク色で、とても長い。細く長いくちばしは黒い。首、胸、腹は白く、背は黒い。オスの夏羽の頭は黒い。飛ぶと、長い足が尾よりずっと後ろに出る。水田や湿地、干潟などにすむ。足が長いので、深いところでもえさをとることができ、ときには泳ぐこともある。長いくちばしで、魚、小さな貝、カエル、昆虫などをとらえて食べる。環境省のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

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