レアメタルってなに?
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2025/10/16
こんなことがかいてあるよ!
- レアメタルは、地球上にある量が少ない、または取り出すのがむずかしい金属のことだよ。
- スマートフォンやパソコン、電気自動車など、みんなのまわりにあるたくさんの製品に使われているんだ。
レアメタルってなに?
みんなは「レアメタル」って聞いたことあるかな?
レアメタルは、日本語で「希少金属」というよ。
「レア=めずらしい」「メタル=金属」という意味で、地球上にある量が少ない、または取り出すのがむずかしい金属のことなんだ。
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たとえば、スマホのバッテリーに使われているリチウムやコバルト、自動車のモーターに必要なネオジムなどがあるよ。みんなのまわりにあるたくさんの製品の中に使われているんだ。
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小さい部品の中にも、目に見えないくらい小さいレアメタルがかくれているんだよ。
レアメタルはどうして大切なの?
レアメタルは、最新のテクノロジーに欠かせない材料なんだ。
電気自動車、風力発電機、太陽電池、パソコン、カメラ。どれもレアメタルなしでは動かせない。だから「未来のエネルギー社会を支える金属」ともいわれているよ。
でも、問題もあるんだ。レアメタルは名前のとおり「めずらしい」ので、地球の限られた地域でしか取れない。たとえば、リチウムは南アメリカ、コバルトはアフリカのコンゴ民主共和国などに多くあるよ。
インドネシアのニッケル採掘場所。Image via Shutterstock
そのため、国どうしで取り合いになったり、かんきょうをこわしてまでほり出されたりして、社会問題になることもあるんだ。
みんなで大事にレアメタルを使うにはどうすればいいの?
でも、みんなが幸せになるようなレアメタルの使い方もあるんだ。
たとえば、使わなくなったスマホや家電を「リサイクル」することで、中のレアメタルを取り出して、もう一度使うことができるよ。
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このリサイクルを広げていくと、まちの中にある古い電子機器を「新しい資源が取れる鉱山」と考えることもできるんだ(「都市鉱山」とも呼ばれているよ)。レアメタルを大切に使うことは、地球の資源を守ることにもつながるんだ。
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スマホを買いかえるとき、古いものをリサイクルに出す。そんな小さな行動が、未来の資源を守る大きな一歩になるんだよ。
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)