どうして戦争の話を伝えないといけないの?
2025/07/31
日本
こんなことがかいてあるよ!
- 戦争の話をするのは、戦争がどれだけ大変で悲しいことだったのかを忘れてしまわないようにするためなんだ。
- 絵本、アート、音などを使って戦争を伝える取り組みが、世界にはたくさんあるよ!
みんなが暮らしている日本では、人と人が戦ったり、空からばくだんがふってきたりはしないよね。これは、今の日本は戦争をしていないからなんだ。
でも、毎年8月に近づくと、学校や地域で戦争の話を聞くことが増えるよね。それは、なんでだろう?
今から80年くらい前、日本や世界の国は「第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)」という大きな戦争をしていたんだ。
その戦争で大きなばくだんが落とされたり、戦争が終わったのが8月だから、8月に戦争の話を聞くことが多いんだね。
でも、どうして戦争が終わった後でも、その時の話をみんなにしようとしているんだろう。
それは、いつかまた同じまちがいを起こさないように、戦争がどれだけ大変で悲しいことだったかを忘れないようにするためなんだ。
Image via Shutterstock
だけど、その戦争を実際に体験した人たちは、だんだんと年をとって、少なくなってきている。
だから今、世界中の人たちが、戦争のことを忘れないように、色々な方法で伝えようと工夫しているんだよ。
たとえば、日本の長崎市では、特別な方法で戦争のことを伝えているよ。
長崎市は「第二次世界大戦」で「原子ばくだん」というばくだんが落とされた場所なんだ。
原子ばくだんはたった一個で町をまるごとこわして、たくさんの人の命をうばう、ものすごく恐ろしい兵器だよ。
だから長崎市は、ウェブサイト「キッズ平和ながさき」で、戦争を伝える「デジタル紙芝居(かみしばい)」を公開しているんだ。
アニメーションで、つらい歴史や平和の大切さを分かりやすく学べる。
写真や難しい文章だけじゃ伝わらない気持ちも、物語なら心にすっと入ってくるよね。
出典:瞳の中の子供たち(日本語)
「音」で、平和への願いを伝えるくふうもある!
「Protest & Politics(プロテスト・アンド・ポリティクス)」というウェブサイトを開くと、世界地図が出てくる。
地図の上にある印をクリックすると、世界中の人々が「もっとこうしてほしい!」「これはおかしい!」と、みんなで集まって声をあげたときの実際の録音を聞くことができるんだ。
どうしてそういう活動が起きたのか、理由もいっしょに学べるよ。
出典:Protest and Politics
戦争の話を聞いたり、学んだりするのは、つらい気持ちになることもあるかもしれない。
でもそれは、二度とあんな悲しいことを起こさないために、そして今の平和な毎日がどれだけ大切かを忘れないために、とても重要なことなんだ。
つらい歴史から目をそらさずに、色々な人がくふうして伝えようとしているのは、みんなの未来がずっと平和であってほしいと、強く願っているから。
この記事を読んだのをきっかけに、図書館で戦争に関する絵本をさがしてみたり、おじいちゃんやおばあちゃんに昔の話を聞いてみたりするのも、平和な未来へつながる、はじめの一歩になるかもしれないね。
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)