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助けずにはいられない! 食べ物を救うシール?

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2025/05/08

日本の国旗(こっき)

日本

こんなことがかいてあるよ!

  • コンビニのファミリーマートでは、値引きシールにイラストやメッセージをつけて、少しでも食べ物をむだにしないようくふうしているよ。
  • 人の「気持ち」を動かすくふうをすると、人が行動してくれやすくなるよ。

夕方にごはんを買おうと思ってコンビニやスーパーに行ったとき、「〇〇円引き」のシールがついているお弁当などを見たことはあるかな?

そうした値引きシールがはってある商品は、体に安心なうちに食べるための日である「消費期限」が近い商品なんだ。 消費期限が過ぎた商品は捨てられてしまうから、値引きシールがはってある食べ物を買うことは、食べ物をむだにしないことにもつながるんだ。

値引きがされていると、それを買いたくなるよね。おかげで、捨てられる食べ物は減ってきた。とはいえ、まだまだたくさんの食べ物が捨てられているんだ。

じゃあ、消費期限が近い食べ物をもっと買ってもらえるようにするためにはどうしたらいいかな? そこで、コンビニのファミリーマートは、こんなシールを作ったよ!

Image via プレスリリース

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泣いているおにぎりが「たすけてください」と言っているシールだ! これを見たら、助けずにはいられない気持ちになるね。

本当に、泣いているおにぎりのシールが付いているだけで、買う人が増えたんだとか。「なみだ目で思わず助けたくなるイラストだった」と感じて、買うことに決めた人もいたみたいだよ。

Image via プレスリリース

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この値引きシールを全国のファミリーマートで使うと、1年間でおよそ3,000トン(アフリカゾウ600頭くらいの重さ)の食べ物がむだにならずにすむみたい。

「食べ物をむだにしないようにしよう」と言葉で言っても、行動してくれる人は少ないかもしれない。そんなとき、「気持ち」を動かすくふうをして伝えることで、行動してくれることがあるよ。この泣いているおにぎりちゃんも、まさに買う人の気持ちを動かしているね。

ファミリーマートだけじゃなくて、ほかのコンビニやスーパーでも、食べ物をむだにしない取り組みやくふうがされているよ。 ぜひ、みんなの周りのお店でも探してみて、食べ物たちを助けてあげよう!

情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)

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