事件・事故から人びとを守る警察の仕事

「警察官(けいさつかん)」と聞いて、みんなはどんな仕事を思いうかべるかな? 私たちのくらしを守る警察の役割と警察官の仕事について調べてみよう。

事件・事故から人びとを守る警察の仕事ってどんなもの?

警察は、私たちの安全を守るために活動している組織です。犯罪を取りしまり、事件が起こったら捜査を行い、犯人を逮捕するだけでなく、事故が起きないように交通ルールを指導したり、災害時には地域のパトロールや被害を防ぐ活動も担っています。

警察官がする主な活動

パトロール(巡回)
街や駅、住宅街などを見回り、事件や事故が起きていないかを確認する。
パトカーやバイク、自転車で巡回することもあれば、徒歩でパトロールすることもある。

犯罪の捜査
事件が発生したとき、現場や証拠を調べたり、目撃証言を集めたりして、犯人を見つける。その後、逮捕や取り調べを行い、法に基づいて対応する。

交通安全指導
交通事故を減らすため、道路でのルールを守るよう呼びかける。交通違反を取りしまったり、小学校などで自転車の乗り方教室を開いたりして、安全をはかる。

生活安全・地域安全の取り組み
子どもが通学する道の見守りや、悪いことをする人が近づきにくいように防犯カメラの設置を促すなど、地域ぐるみで安全を守る活動も行う。

使われる装備や車両

パトカー
事件や事故が発生した現場に急行したり、道をパトロールするために使う。

白バイ
主に交通違反を取りしまり、安全運転を呼びかけるために高速道路などで活躍する。

警察官の装備(制服や無線機、拳銃など)
制服には階級の階級章が付いていたり、警棒や無線機、必要に応じて拳銃を持つこともある。

警察署のしくみ

交番・駐在所
町の中に小さく設けられた施設。交番のおまわりさんは、地域をよく知っていて、道案内や相談にのってくれる。

警察署
事件の捜査や事故対応などを中心に行い、地域を管轄(担当)している。

都道府県警察・警察庁
各都道府県には警察本部があり、その上位組織として国家機関の警察庁がある。

まとめ

事件・事故から人びとを守る警察の仕事は、パトロールや捜査、交通安全指導など多岐にわたります。
治安を守るために、普段から街を見回り、いざというときには迅速に現場へ出動して、私たちの安全を確保しているんです。
私たちが安心してくらせるのも、警察や地域の取り組みがあるからこそ。困ったときや危ないと思ったときは、交番や警察署を頼りにできることを覚えておきましょう。

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