人のたんじょうと成長

赤ちゃんは、お母さんのおなかの中でどのように成長し、うまれてくるのだろう。おなかの中のようすを見てみよう。

人のたんじょうってどんなしくみ?

人は、おかあさんのおなかの中で受精卵からすこしずつ育って、赤ちゃんとして生まれてくるよ。
受精卵は、おとうさんとおかあさんそれぞれのたいせつな情報をもらってできるんだ。

おなかの中での成長

受精卵がふくらむ
おかあさんのおなかの中で、細胞が何度も分かれて かたちをかえていくよ。

心臓や脳、手足ができる
だんだん体のいろいろな部分が出来上がって、おなかの中で動いたり、心臓がドキドキ動きはじめたりするんだ。

おかあさんからえいようや 酸素をもらう
へその緒と呼ばれるへそにつながる管をとおして、食べもののえいようや酸素を受け取ってどんどん育つよ。

生まれてからの成長

あかちゃんの時期
ねんねが多く、ミルクを飲んで大きくなるよ。
ほとんど自分では動けなかったのが、しだいに首がすわり、ハイハイして、歩くようになるんだ。

幼児・子ども
ことばを 覚えたり、走ったり ボールを投げたりできるようになるよ。
学校へ行くころには、読み書きや計算を学んだり、友だちと遊んだりしながら 心や体を成長させるんだ。

思春期・青年期
小学校の高学年から中学生ぐらいになると、背が一気にのびたり、声がかわったり、男の子はひげが生えてきたり、女の子は胸がふくらんだり、体つきや心の状態が大きく変わる時期なんだ。

どうやってからだをまもる?

バランスの良い食事
せいちょうに必要なたんぱく質・ビタミン・カルシウムなどを、きちんととることが大切。

適度な運動や休養
走ったりジャンプしたりすると、骨や筋肉が より強くなるよ。ちゃんと休むこともすごく大事だね。

十分な睡眠
眠っているとき、体を大きくしたり、疲れをとったりするホルモンが活発にはたらくんだ。

まとめ

・人のはじまりはおかあさんのおなかの中の受精卵からスタート。
・あかちゃん → 幼児 → 子ども → 思春期・青年期、と すがたや心・体のはたらきがどんどん変わる。
・食事・運動・睡眠など、ふだんの生活を大切にしながら、自分のペースで 健康に成長しよう!

生まれてから大人になるまで、みんないろいろな道のりを通るんだ。
体や心の変化に驚いたり 戸惑ったりするかもしれないけれど、それも自然なこと。 自分の成長をたのしみながら毎日をすごしてみよう。

動画で学ぼう!(NHK for School)

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