割合 -比べ方を考えよう-

ある数とある数を比べて、その割合を小数などを使ってあらわしてみよう。

割合ってなに?

割合は、ものごとを比べるときに使う考え方だよ。「全体の中で、どのくらいの大きさや割合をしめるのかな?」を、数字やパーセント(%)などを使ってあらわすんだ。
たとえば、「クラスの中で、5人がサッカー好き」とか「全体の2割がサッカー好き」といったときに使うよ。

たとえば どんなときに使うの?

買い物をするとき
「セールで 20%オフ」「30%引き」など、どれくらい安くなるかをあらわすよ。

クラブ活動や しゅみをくらべるとき
「クラスの40人中、10人が野球好き。つまり4分の1の割合!」みたいに言えるね。

食事やりょうりのレシピ
「全体の何割が塩かな?」など、味つけの割合を考えるときにも便利だよ。

割合をどうやって考えるの?

全体の数をまず知る
たとえば、「クラスに 40人いる」や「合計で100こある」など、もとになる全体の数をはっきりさせる。

そのうちいくつがどうなっているかを考える
「40人のうち10人が野球好きだから、10/40」だね。

分数や小数、パーセント(%)であらわす
・分数なら「10/40 = 1/4」
・小数なら「0.25」
・パーセントなら「25%」になるよ。

割合を知ると どんないいことがある?

くらしの中の「比べかた」が分かる
どれくらいの人が 同じ考えを持っているか、セールでどれだけお得かなどを 正確に知ることができる。

数字の読み取り力がアップ
グラフやニュースに出てくる「3割」「80%」をすぐイメージできるようになるよ。

自分でデータをまとめるのが楽しくなる
自分でアンケートをとって集計するとき、割合をつかえばきちんと整理できるんだ。

割合は、全体の中でどれくらいの部分をしめるかを数字やパーセントで あらわすためのべんりな道具。
生活や勉強でも、いろんな場面で使うから、まずは 「比べるときは 全体を100%として考えるんだね」 というイメージを つかんでみよう!

動画で学ぼう!(NHK for School)

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