四捨五入すると、いくつになる? がい数の表し方を学ぼう。
「がい数」は、もとの数に近いおおよその数のことをいうよ。
たとえば、50こくらいあるものを ぴったり数えなくても「だいたい50こ」というふうにざっくりした数であらわすときに使うんだ。
たくさんのものを だいたい知りたいとき
本が97さつあるとき、「約100さつ」と言うと、わかりやすいよね。
買い物の予算を考えるとき
「150円のおかしと220円のジュースがだいたい400円くらいかな?」とざっくり計算するときにべんりだよ。
四捨五入
0~4までを切り捨て、5~9までを切り上げるやり方。たとえば、「123」を10のくらいでがい数にするときは、1のくらいが「3」だから 切り捨てて「120」になるよ。
だいたいの目安を決めて
「10のくらい」や「100のくらい」で 大まかに数を見て、そこに合わせてざっくりあらわすんだ。
くらしの中で計算がはやくなる
正確な数を出さなくても、だいたいどのくらいかがわかると、時間もせつやくできるよ。
数のイメージがつかみやすい
とても大きな数や 細かい数でも、まずがい数で考えるとイメージしやすくなるんだ。
買い物やお金の管理にべんり
「あといくらたりなさそうかな?」「全部でどのくらいかかりそう?」を素早く見つもることができるよ。
がい数は、細かい数をまとめて「だいたいこれくらい」 とあらわす考え方。
正確に計算する必要がないときや、まず およそのめどをつけたいときに役立つんだ。慣れてくると、いろんな場面でべんりにつかえるようになるよ。
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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さんすう刑事ゼロ
出版社の編集者がマンガ家への原稿料を横領しているという。ゼロはがい数における四捨五入を使った心理トリックを見破り、横領の事実を推理する。