1けたでわるわり算にはもう慣れたかな? わる数を2けたにしたら、少しむずかしくなるよ。がんばって。
わる数が1けた(1~9)ではなく、2けた(10以上99まで) のときにするわり算だよ。
たとえば、「84 ÷ 12」や「150 ÷ 25」のように、わる数が10以上になると、計算のしかたもすこし増えるんだ。
例:84 ÷ 12
まず、最初のくらいでわる
・12が 84の中に何回はいるか考えるよ。
・「12 × 7 = 84」だから、ちょうど 7回 ぴったりだね。
「12 × 6 = 72」や「12 × 7 = 84」など、どこまでかけたら84をこえないかをしっかり見きわめるのがポイントだよ。
例:96 ÷ 12
・「12 × 8 = 96」で、ぴったりあまらないね。だから 答えは「8」。
例:150 ÷ 25
・「25 × 6 = 150」だから、答えは「6」。
たとえば、「100 ÷ 30」のように、30 × 3 = 90、30 × 4 = 120 120は 100をこえるからダメだね。
・だから 3回ぶん(=90)までが ちょうど入るかず。
・100 - 90 = 10 が あまりになるよ。
・答えは「3 あまり 10」という書き方を するんだ。
まず その2けたが 何回 入るかを かんがえる
かけ算の九九を思い出しながら、「まだ こえない?」「もう こえちゃう?」を 確かめよう。
筆算では 位を そろえて書く
1けたのわり算とおなじように、縦にそろえればまちがいが少なくなるよ。
あまりが出るときは、 どこまで入るか 見きわめてからのこりをひく
もっと大きい数の計算ができるようになる
たとえば 何十人の人にものを分けるときなど、役に立つよ。
かけ算・わり算の力がぐんとアップ
1けたのわり算をマスターしたら、2けたにもどんどんチャレンジしよう。
買い物や生活での計算がスムーズ
「12こ入りのおかしを何ふくろ買うとちょうど足りるかな?」といったときにも役立つね。
2けたでわるわり算は、はじめはすこしむずかしいかもしれないけど、じっさいに数字をならべて、1けたのわり算でならったやり方を思い出しながら一つずつ計算していけば大丈夫。
あせらずれんしゅうして、しっかり身につけよう!
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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