円の形のべんきょうだよ。円をつくる「半径」「直径」「中心」の役わりをおぼえよう。
円は、まんなかから同じ長さのところをなぞってできる、まるい形だよ。たとえば、コインのふちや、丸いお皿のふちなど、身近なところに円がたくさんあるんだ。
中心から円のふちまでの長さ
これを「半径」というんだ。
ふちから まんなかを通ってふちまでもっとものばした線
これを「直径」って呼ぶよ。直径は、半径の2倍の長さになるんだ。たとえば、半径が5cmの円なら、直径は10cmになるよ。
半径をはかる
中心からふちまでの長さがわかれば、その円がどのくらい大きいかが分かるね。
直径をはかる
半径の2倍が直径だから、直径が分かれば半径もすぐに分かるよ。
コンパスという道具をつかうと、きれいな円が描けるよ。
・コンパスの針をまんなかにさす
・もう一方の脚をふちの位置に合わせる
・針を軸にしてくるっと回す
そうすると、半径がきまったきれいな円が描けるんだ。
物の大きさや形をくらべやすい
お皿や円テーブルなど、「これは直径が5cmだよ」って言えるようになるんだ。
工作や図工で使える
まんまるな形を 正確に作りたいときに役に立つよ。
理科やほかの教科でも出番がある
たとえば、円の中に模様を描いたり、円を組みあわせた立体の形を考えたりするよ。
円は、ただの「まるい形」だけじゃなく、中心・半径・直径 などいろいろな要素がつまっていて、これから先の算数や図形の学習にとても大切なポイントなんだ。
どうがでまなぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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さんすうレスキュー!
今回のお悩みは「きれいなまる、どうやったらかける?」。きれいなまるのことを「円」というらしい。でも手書きではきれいにかけない…。円はどうやったらかける?