わり算は、同じ数をいくつかのグループに分けるときにつかう計算だよ。
たとえば、12このアメを3人の友だちにおなじ数ずつわけるとしたら、1人が 何こもらえるかな？ → 12 ÷ 3 = 4 となるんだ。
この「÷」が わり算をあらわす記号だよ。

おかしを 分ける
10こあるおかしを5人に分けるとしたら、10 ÷ 5 = 2 だから1人につき2こずつだね。

テーブルに お皿をならべる
12まいのお皿を3つのテーブルに おなじ数ずつおきたいとき、12 ÷ 3 = 4 だから、1つのテーブルに4まいずつだね。

わり算は、かけ算とつながっているよ。
たとえば、2 × 3 = 6 なら、6 ÷ 2 = 3 や 6 ÷ 3 = 2 とも言えるよ。
かけ算がわかると、わり算がすらすらできるようになるし、わり算を覚えると、かけ算がもっと理かいできるようになるんだ。

ものをきっちり分けられる
何人にわけてもまちがいにくくなるよ。

つみ木やおはじきなどの数をかんたんにくらべられる
「全部で 20こあるけど、1グループ 4こずつにすると、何グループできるかな？」
わり算を使えばパッとこたえが出せるね。

かけ算と 合わせて たくさんの 計算が できる
たし算・ひき算 といっしょにかけ算・わり算もできるようになると、算数の問題がもっとかんたんにとけるよ。

わり算は、同じ数をたし算やかけ算でまとめるだけじゃなく、みんなで分けるときにも大かつやくする べんりな計算方法だよ。
まずは みんなで アメやおかしをわるところからはじめてみよう！