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Yahoo!きっず 東京2020 オリンピック・パラリンピック特集

高校通算2勝から6年で侍ジャパンに 自然体崩さぬ中日・笠原祥太郎の歩み(2)

2020年東京大会そして世界に向けて、それぞれの地元から羽ばたくアスリートを紹介する連載企画「未来に輝け! ニッポンのアスリートたち」。第42回は新潟県出身、野球の笠原祥太郎(かさはら・しょうたろう)を紹介する。

「自信満々に見下ろすように」意識を変え飛躍

2年目の昨季は6勝を挙げ、秋には日米野球メンバーの一員に。本拠地・ナゴヤドームで好投を見せた【Getty Images】

 プロ1年目は18試合に登板して1勝3敗、防御率3.14。プロ初勝利を挙げたが「最初から上手くいくとも思ってなかったので、こんなものだろうなと思いました」と冷静だった。

 そして、2年目の昨季に転機が訪れる。開幕ローテーション入りこそ果たしたものの、4月25日の巨人戦で1アウトも取れずに6失点するなど結果を残せずに二軍へ降格した。そんな笠原に対し、ファームの公式戦中に小笠原孝二軍投手コーチから「負のオーラや自信の無さが出ている」と指摘を受けた。そこで笠原は「自信満々に見下ろすように」と意識を変えたところ、腕を振れるようになったという。

 すると、プロ入り後に大きく進化を遂げたチェンジアップもさらに生きるようになった。大学時代も投げていたが変化球は縦に割れるカットボールやスライダーが主だった。だがキャンプ時に「今の球種のままではダメ」と感じて磨いてきた。コツは「抑え込みつつ抜く」という感覚だそうで、ストレートと同じ腕の振りから放たれるブレーキの効いたチェンジアップは「魔球」とも称されるまでになった。

 一軍に復帰した後に6勝を挙げると、秋には日米野球を戦う侍ジャパントップチームに招集。すべてのカテゴリーを通じて初となる代表入りとなった。(2019年7月26日掲載記事)

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