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Yahoo!きっず 東京2020 オリンピック・パラリンピック特集

アーティスティックSの新星・吉田萌 射止めた「シンデレラガール」の座(2)

 2020年東京大会そして世界に向けて、それぞれの地元から羽ばたくアスリートを紹介する連載企画「未来に輝け! ニッポンのアスリートたち」。第41回は愛知県出身、アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミングから名称変更、以下AS)の吉田萌(よしだ・めぐむ)を紹介する。

近年は五輪メダルなし...流れを変えた井村ヘッドの提案

「シンクロナイズドスイミング」と呼ばれていた時代から振り返ると、五輪で正式種目となった1984年ロサンゼルス大会から2008年北京大会まで、日本はすべての五輪で表彰台に乗り続けていた。だがそれまで全種目でメダルを獲得していた日本は、北京大会のチーム種目で初めてメダルを逃しており(5位)、続く12年ロンドン大会では初めて一つもメダルを取れずに終わっている。しかし16年リオデジャネイロ五輪では、チーム・デュエットとも銅メダルを獲得、再び表彰台に返り咲いた。

 2020年東京五輪ではデュエット・チーム両種目で銀以上のメダル獲得を目標に掲げている日本だが、17年世界選手権(ハンガリー)では4種目の五輪種目のうち3種目でライバルのウクライナに敗れ、獲得したメダルはチーム・テクニカルルーティンと非五輪種目のフリーコンビネーション(※強豪ロシアは不参加)の二つにとどまっている。

 選手の大型化が進む世界の流れに伴うこの結果を受け、東京五輪への危機感を持った日本水泳連盟AS委員会は日本代表の選考手順を変更。従来の選考会によるものではなく、コーチが推薦した有望選手を代表候補として合宿で指導、その中から大会ごとに代表を決めていく方式に変えた。選考会では、長い手足をうまく扱えない大型の選手が上位に入れない傾向があることを考慮して、井村雅代ヘッドコーチが提案したものだ。(2019年7月10日掲載記事)

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